2015年9月28日月曜日

RAやTAのオファーがなかった場合、どうするか。【私の場合】

「アメリカの理系大学院はタダで行ける」とか聞いたことがあるかもしれない。私は留学前はそのように聞いていた。Ref.) http://aoitani.net/aotani/Studying_Abroad/October.pdf

しかし実際に留学してみて、考えが変わった。MITやStanford等の上位校は、お金を沢山持っているのだと思う。海外の理系大学院へ留学する方の多くはそういった上位校を目指しており、きっと「アメリカの理系大学院博士課程はタダで行ける」が当てはまるのかもしれない。

私が在籍する大学院は、US Newsのランキングで100位以内に入っているが決してお金に余裕があるわけではないため、残念ながら必ずしも全員をサポートできるわけではない。とくに、1年目は自腹の人は多い(割合はわからないけど)。

「※はじめにですが、以下の記事は私が所属する大学院研究科のもので、大学によっては大きくしシステムが異なるかもしれません。」


○RA,TAや授業料免除等のオファーがなかった場合どうすれば、よいか。
私の場合は次の通り、行動しました。

私は、出願結果が出揃い、財政支援が得られないことが判明した段階で、(http://toyokeizai.net/articles/-/13005)をみてガクぶるしてた。

まあでも、ガクぶるしてるだけじゃ始まらないので、
渡航前に志望する分野の先生に2、3人メールをだしました。(->返信はありませんでした笑)また、私の大学は合格者を対象にしたオープンハウスはなかった(悲)

渡航後、あせりに焦った私はとにもかくにも奨学金がないとやっていけないので、少しでも自分が勉強したことある分野の先生のWEBをすべてチェックした。そして、RA募集とWEBに書いてあった先生がいたら、即効研究内容勉強して、即メールをだした。当時、すでにおもしろそうだと思った研究室に籍を置いてはいたが、お金は大事。結局RA募集をかけていた先生2人+当時在籍していた研究室の先生と奨学金について、話をした。結果、RA募集をしていた1人の先生からRAオファー、もう一人の先生からはオファーなし、所属していた研究室の先生は1年後ならたぶんあげられるとなった。そこで、どうするか決断をするのだが、私としてはやはり一番興味がある今の研究室で研究を続けたい+1年後に奨学金をもらえるならなんとかなるかな、と思い、同じ研究室にとどまることにした。ただ、たんにとどまるのではなく、他のPIからフルサポートのオファーがあったことを在籍していた研究室のPIに報告した(先輩のアドバイス)。そうしたら、在籍していた研究室のPIから次の学期から部分的に財政サポートをしよう、と提案された。さすが、交渉の国というんですかな。

※RAを募集しているかどうか、見当をつけるためにはどうするか。

⓪PIにコンタクトする。(基本)
①RA募集!とWEBに書いてある。
②RAは基本PIの財源状況による。財源状況から推測する。
③近々卒業する学生がいないか。(ある程度、長く続いた研究室であれば、学生の数は急に上下しない。これから卒業する学生がやっていたプロジェクトは誰が引き継ぐのか、を考えると新しく学生を募集する可能性はあるかもしれない。)

※TAをさがすにはどうするか。
私の在籍する研究科は、PIがTAを決める権利をもっている。たとえばA教授は1人、B教授は2人といった風に枠がある。PIは基本自分の研究室の学生をTAにするので、結果的にTAがほしければ、やっぱりPIにコンタクトしろとなる。ちなみにどんなに当該教授の授業でアピールしても、TAへは直接結びつかない。なぜなら、PIは最初からRA+TAを考慮して、自分の学生でサポートできる人を決めているため、自分の研究室に所属して研究成果を出さない人は部外者扱い。
(Updated; 志望する研究室の先生が行っている授業で、ぶっちぎりで優秀な成績をとった修士の友人が、先生に博士課程への進学を勧められていました。博士へ進学するかどうかの返事は、保留したものの、現在、TAとして働いています。ただし、これはとても稀な例です。私の在籍する学科で、修士でRA,TAをもらっているのは、非常に珍しく、博士への進学を前提になっている場合が多いです。 )

※収入のパターン
私の在籍する大学院の場合;
⓪Research Assistant(RA), Teaching Assistant(TA)
PIさまさま。RAやTAは週20時間労働(フルRA、フルTA)、週10時間労働(ハーフRA,ハーフTA)などがある。なお、授業料の財政援助は別枠であり、RA=授業料免除ではない。正しく言えば、授業料のサポートは奨学金扱いである。TAをやっている学生は研究科から授業料のサポートをもらえるが、RAをやっている学生はPIの研究資金が十分あれば、授業料のサポートをもらえることがほとんど。

①Graduate Assistant(GA)

留学生課とかの受付とかです。(授業料相当支給+月1000ドル)ただし、2年目以降のみ応募可能。[応募経験あり->書類選考で撃沈、結局RAもらえたのでよかった。]

②Residence Assistant

寮、大学アパートの管理。(寮費無料+500ドル/セメスター)ただし、2年目以降の、寮滞在経験者のみ応募可能。[1月のオンライン説明会まで参加、2年目も寮に住むのは嫌だったことと、RAを狙っていたため応募せず。]

③On campus part time job

カフェテリア等のバイト。インド系強し。時給8ドル~[パンフレットもらっただけ。応募経験なし]


2015年9月12日土曜日

頑張って更新する。

いやー早くも自己紹介だけで更新がとまってしまった(笑)
頑張って続けるんだ。

。。。たった2行だけど、ブログ書くのは忘れていないということだけ。